財布にこだわりのある方は、お金を大切に扱われる人が多いのではないでしょうか。『長財布でお札に居心地よい環境を提供することで、お札を使ってもまた自分の財布に戻ってきてもらう』、そんな考え方から長財布を使われている人も多いです。
一方で近年はキャッシュレス化によりカードやスマホで支払いすることが多く、三つ折り財布やミドルウォレットなどの小さい財布が流行っています。ビジネスでは長財布を使うがオフでは小銭入れやキーケースとスマホで出歩くという人も増えてきています。
今回はキャッシュレス時代におすすめのサービス「楽天ペイ」と休日用のレザーグッズをご紹介します。
キャッシュレス決済とQRコード決済
キャッシュレス決済って何があるの?
「そもそもキャッシュレス決済とQRコード決済って同じなの?」なんて人は、経済産業省が実施している「キャッシュレス・消費者還元制度」の施策もあって、ここ半年程で減ってきているのでは無いかと思いますが、簡単に説明します。
現金決済以外の決済方法、いわゆるキャッシュレス決済は、大きくは以下の3種類に分かれます。
クレジットカード決済
VISA、MasterCard、JCBなどの国際ブランドの取り扱う支払い方法です。以前は少額決済の場合にも店員さんにカードを渡してカードリーダーを通してもらいサインするという手順で、使うには面倒でしたが、近年は次に説明する「ICカード(電子マネー)決済」ど同じようにカードをかざすだけのコンタクトレスが普及しつつあります。
クレジットだけでなくデビットやプリペイドもあり、コンタクトレスのプリペイドカードだと「ICカード(電子マネー)決済」とほぼ同じ使い勝手です。
ICカード(電子マネー)決済
楽天Edy、nanaco、Suicaなどの支払い方法です。元々は、JRや私鉄などの切符の代わりとして導入され、交通系ICカードと言われていたものが流通系にも広がりました。カードをかざすだけのコンタクトレスなので使い勝手が非常に良いです。先に説明したとおりクレジットカードでもコンタクトレスが普及しつつありますが、クレジットカードはNFC(NFC-A/B)、ICカードはFelica(NFC-F)と異なる方式を採用しています。
QRコード決済
楽天ペイ、PayPay、d払い、au PAYなどの支払い方法です。スマホアプリに表示されたQRコードを提示し店員さんに読み取ってもらうか、逆に店員さんが提示するQRコードをスマホアプリで読み込むかのどちらかの方法で支払うのですが、ICカード決済と比べると利用者側は手間です。
ただ、お店側のインフラが低コストで済むので街中の小売店でも導入の敷居が低いと言われています。今のところ想定程には普及していないですが、本当に街中の小売店でも使えるようになると現金要らずで便利ですよね。
QRコード決済のおすすめは?
QRコード決済のおすすめは何でしょうか?
2019年度は、QRコード決済事業者は群雄割拠の戦国時代の様相でしたが、年末頃から集約される傾向にあります。
私自身、事業者が繰り広げるキャンペーンに振り回されていくつかのQRコード決済に手を出してみましたが、結局は自分の消費パターンに合った事業者を選ぶべきだったという結論に達しています。
消費パターンから考えた時のおすすめの事業者は以下の2パターンに分かれます。
先に結論を書くと、利用している携帯サービスのQRコード決済をひとつ、楽天市場をよく使うか今後使う予定があれば「楽天ペイ」も持つ、携帯系と「楽天ペイ」の2重持ちが理想だと考えています。
携帯系
ドコモ、au、ソフトバンクなどの携帯は毎月利用料金の支払いが発生し、そのポイントがもらえます。今までは機種変更ぐらいの時しかポイントを使う機会がなく、知らず知らずのうちに期限切れになっていました。このポイントをQRコード決済で無駄なく利用することができます。
実際、昨年度元気があったQRコード決済事業者が携帯系事業者に集約されつつあります。Origami Payはメルペイに買収され、そのメルペイはd払いのNTTドコモとも業務提携することとなりました。PayPayの親会社のZホールディングスとLINE PayのLINEは経営統合を発表し、ソフトバンク陣営にLINE Payが組み込まれることになりました。
ECモール系
ネットで買い物してもらったポイントを街中で、逆に街中で買い物してもらったポイントをネットで使うことができるので、同じようにポイントを無駄なく利用することができます。
楽天をECモールに位置付けると「いつの時代の話?」と言われるかもしれませんね。今や、ネット証券・銀行、クレジットも手掛けていますから、楽天経済圏で生活している人なら無理なく貯まったポイントを、「楽天ペイ」で無駄なく利用できます。楽天モバイルもありますから、携帯系でありECモール系であり双方のメリットを持っているとも言えます。
業界3位のECモール Yahoo!ショッピングを持つソフトバンクも携帯系とECモール系の双方のメリットを持っていると言えますね。
「楽天ペイ」のメリットって?
楽天の決済サービスには、クレジットカード決済の「楽天カード」、ICカード決済の「楽天Edy」もあります。
高額決済ならクレジットカード決済の「楽天カード」でサインをして使う方が安心感がありますし、少額決済ならICカード決済の「楽天Edy」の方が手間が掛かりません。一方で現時点では、「楽天ペイ」があれば、街中の小売店でも使うことができて現金要らずという程は幅広く普及はしていません。
では「楽天ペイ」のメリットは何でしょうか?私は以下の3つだと思います。
楽天スーパーポイントの期間限定ポイントが利用可能
「楽天ペイ」での支払いは、基本的にはクレジットカードや楽天銀行からチャージして支払いをすることになりますが、楽天スーパーポイント、楽天キャッシュからの支払いも可能です。楽天スーパーポイントが使えるということは、普段から楽天経済圏でお買い物をされる方にとっては、ネットでも街中でもポイントを貯めることができて、貯まったポイントをネットでも街中でも使うことができる、つまりポイントが貯めやすく・使いやすいということになります。
さらにありがたいのは、通常ポイントだけでなく期間限定ポイントも使うことができるのです。
期間内に欲しいものが見つからないと、期間限定ポイントを使い切るためにさほど必要の無いものを半ば無理やり買ってしまったり、さらには、ポイントで足りない分のお金を足して買ってしまったりなんてこともあります。
その期間限定ポイントが「楽天ペイ」での支払いに利用できるんです。ですので、例えば100ポイントや200ポイント程度の少額の期間限定ポイントが期限切れ間近なんてときでも、コンビニやドラッグストアで無駄なく使い切ることができるんです。
これって、メリットとしては地味ですか?地味なんだけど、地味なんだけど、リアルにありがたいんですよ!
「楽天ペイ」なら導入全店舗でポイント5%還元、さらに楽天カードと組合わせて6%還元
経済産業省が実施している「キャッシュレス・消費者還元制度」は、5%還元となる中小・小規模事業者と2%還元となるフランチャイズチェーンの対象店舗、それに含まれない対象外店舗に分かれます。利用する側からはややこしいですよね。
「楽天ペイ」は、どの店舗で購入しても一律5%還元となるよう、「楽天ペイ」が差額を補填してくれます。
さらに、「楽天ペイ」の支払い方法に「楽天カード」を設定してQRコード決済(アプリ決済)をすれば、5%+1%で6%還元となります。
5%還元、6%還元は、「キャッシュレス・消費者還元制度」実施期間のみのキャンペーンなので早めに登録しましょうね。
還元期間
2019年10月1日(火)0:00~2020年6月30日(火)23:59
エントリー必要有無
経済産業省の「キャッシュレス・消費者還元制度」は必要ありませんが、「楽天ペイ」が5%まで補填する分は楽天サイトでエントリする必要があります。
上記の期間で一回のエントリではなく四半期毎にエントリが分かれているようで注意が必要です。2020年2月現在は【第2段】のエントリ期間です。
「楽天ペイ」で「Suica」の発行・チャージ・利用が可能(予定)
予定では2020年春から、「楽天ペイ」アプリで「Suica」の発行・チャージ・利用ができるようになります。更に「楽天カード」(Visa/Mastercard/JCB/American Express)ががあれば、「楽天ペイ」から「Suica」にチャージすることができて、楽天スーパーポイントが貯められるようになります。
「モバイルSuica」を利用すれば、定期券やSuicaグリーン券の購入もできるそうですから、楽天スーパーポイントを貯めている人には非常にありがたいですね。
ただ私はJR西日本エリアなんですよね。「ICOCA」の定期も持っているのですが、「楽天ペイ」で「モバイルSuica」にチャージはできても、それで「ICOCA」の定期が買えないような気がします・・・
(調べ方が悪いのか)調べてみてもよくわからないのですが・・・
楽天さん、もうひと頑張りして「ICOCA」とも提携を進めて下さい!!
キャッシュレス時代におすすめのレザーグッズ
仕事がスーツなのか私服なのかにもよりますが、キャッシュレス時代でもビジネス用にはロングウォレットまたはミドルウォレット程度は持っておきたいもの。一方で休日はというとなるべく身軽にしたいものですよね。手ぶらではなくボディバックやサコッシュを持つにしても財布もスリムにしたいものです。
休日に出かける時、必要なものはなんでしょう。人それぞれでしょうが、家の鍵、スマホは近所を散歩する時でも必要でしょう。更にクルマを運転するならクルマのキーと免許証、電車・バスを利用するなら交通系ICカードが加わります。
あとはお金かそれに代わる決済手段ということになります。「楽天ペイ」のようなQRコード決済をする前提ならスマホがあれば充分で、念のためキャッシュカードまたはICカード、小銭程度でしょう。
キーケース
私のおすすめはこのスタイルです。キーケースとスマホを手に持って、またはポケットに入れて気軽に出歩くことができます。
以下は、 NELD(ネルド) MINERO ミネロ カードキーケース というスマートキーケースです。
クルマのスマートキーや家の鍵はもちろんのこと、免許証やカードも2,3枚入ります。外側にもカードを収納できるポケットがあるタイプだとICカードを入れられるので、レジや改札がスムーズです。

以下は、sot SINAI (ソット シナイ) ウォッシュ レザー キーケース というキーケースです。
カード入れ・札入れ付きのキーケースで、6連キーフックの裏側にカードポケットが付いていてカード2,3枚を束ねて入れることができますし、三つ折り財布と同じ様な札入れもついています。万能キーケースです。

ミドルウォレット・スマホケース
スマホを免許証・カード類と合わせてケースに入れるという方法もあります。この場合、キーケースは別に持つことになります。
キーケースからカードを出すのは少し野暮ったいですが、ミドルウォレットやスマホケースからカードを出すのであれば支払いもお洒落ですよね。
ミドルウォレットの中にもスマホが収まるものもあります。
CYPRIS(キプリス) ミドル財布(モバイルウォレット)■カシューレザーといミドルウォレットです。
スマートフォン収納ポケットがついていて、ストラップ付なので休日にカバンを持たずにこれ一つにスマホも入れて出歩けていいですね。

こちらは、スマホケース。aniary(アニアリ) 01-08002 です。
L字型スリットがあり、スマートフォンをスライドさせれば、気持ちよく収まります。マチのないデザインはバッグや衣類のポケットにもスッと収まります。

キャッシュレス時代におすすめの「楽天ペイ」と休日用のレザーグッズまとめ
いかがでしょうか?
「楽天ペイ」のようなQRコード決済は、ICカード決済と比べると面倒くさい面もあるが、お店側の導入コストが低いことを考えると、今後街中の小売店でも使えるようになる可能性が高く、今後もサービスとして生き残るでしょう。
QRコード決済は様々な事業者が参入していますが、楽天経済圏で生活している人なら無理なく貯まったポイントを、「楽天ペイ」で無駄なく利用できるので有用です。更に通常ポイントだけでなく期間限定ポイントも利用できるので、ポイントを期限切れ前に使い切ることができます。
2020年6月30日までは「楽天ペイ」導入全店舗で5%還元、さらに楽天カードと組合わせて6%還元です。
更に2020年春から、「楽天ペイ」アプリで「Suica」の発行・チャージ・利用ができるようになります。(「ICOCA」もよろしくお願いしますよ・・・)
メリットずくめですね。
これを機に休日の外出は身軽でおしゃれに決めましょう!
応援ポチッとお願いします!