sot(ソット)は、2001年に立ち上げられたブランドで、sotは日本語の「そっと置く」などを表現する「そっと」に由来しています。
『プエブロレザー』をはじめ『ミネルバ・ボックス』や『ブッテーロ』、姫路の老舗タンナーなどの国内外の厳選された上質な革の特徴を上手く生かし、全ての工程を日本で一貫して製造しています。
イタリアの「バケッタレザー」
イタリアの「バケッタレザー」、別名「ベジタブルタンニンレザー」とも呼ばれる植物の渋成分でなめされた植物なめし革が使われています。
10世紀以上の歴史を持つ、イタリア伝統の「バケッタレザー」は、革本来の持ち味を生かされており、エイジングの美しさを楽しむことができます。
バダラッシ・カルロ社の革
他の多くのタンナーが魚や植物などの液体オイルを使っているのに対して、バダラッシ・カルロ社は、乳白色で少し柔らかく香りが少ない牛脚の固形オイルを使っています。
植物タンニンを入れて防腐処理を施し、この牛脚の固形オイルをじっくりと時間をかけて加脂することで、オイルが抜けにくく手触りのしっとりした自然な風合いのバケッタレザーが作られています。
プエブロレザー
プエブロレザーは、バケッタレザーの表面をあえて擦り毛羽立たせた後、 真鍮ブラシでその毛羽立ちを寝かしつけるように磨き上げ、 独特なマットな質感に仕上げています。
ヌバックやスエードなどの起毛革と、 新品の状態での質感は近いですが、 使い込むと美しい経年変化が現れます。
この経年変化に魅了され、虜になる人がとても多い 魅力的な牛革です。
プエブロレザーを使ったミドルウォレット『プエブロ ミドルウォレット』の質感はこんな感じです。

ミネルバボックス
ミネルバボックスは、世界的にも有名で愛好家が多いです。
革が持つ本来のシボと呼ばれる独特な皺があり、素朴で風合い豊かな、かつ一点一点異なる表情をつくり出しています。
オイルをたっぷり含んだ革なので、乾燥しにくく時間が経ってもひび割れを起こしづらく、深い飴色に変化し、革のコシを保ったまま少しずつ柔らかくなっていきます。
ミネルバボックスを使ったLファスナー付 ミニウォレット『ミネルバボックス Lファスナー付 ミニウォレット』の質感はこんな感じです。

ワルピエ社の革
イタリア・トスカーナ州フィレンツェにある 老舗タンナーです。
ブッテーロ
ワルピエ社で最も代表的な革と言えるブッテーロは、ミモザなどの植物から採れる天然渋を用いたバケッタ製法によって作られています。
比較的厚めの成牛の肩部分が使われており、しっとりとした肌触りの革で、使えば使い込むほどにツヤ・色の深みを増し、愛着が湧いてくるレザーです。
ブッテーロはヌメ革の最高峰ともいえるもので、近年著名なブランドが採用しています。
ブッテーロを使った二つ折り財布『ブッテーロ レザー スマート ショートウォレット』の質感はこんな感じです。
姫路の老舗タンナーのレザー
LukuレザーやSCORCH(スコーチ)レザーなど、姫路の老舗タンナーで作成したsotオリジナルのレザーがあります。
Lukeレザー
植物のタンニンのみで鞣した上質な牛革をベースに、 柔らかさ・軽さを出すために、 オイルとワックスをバランス良く含ませています。
牛革本来が持つシワやシボ感があり、 使い込むと現れるツヤや深い色味が、とても映えるという点も特徴的です。
Lukeレザーを使ったメンズデイパック『LUKE バックパック』の質感はこんな感じです。

sot(ソット)の革製品
sot(ソット)は、鞄・財布・小物を扱っています。以下のページで紹介していますので、ご参考にどうぞ。
sot(ソット)のまとめ
sot(ソット)は、東京の代官山や銀座、名古屋パルコや大丸神戸など、約10店舗の実店舗がありますので、実際の見た目や手触りを確認した上で購入することができます。
また、既に購入してお気に入りがあれば、同じ革のデザイン違いをインターネットで購入することも可能です。インターネットの楽天やZOZOTOWNに出店しており、独自のオンラインショップもあります。
インターネットのHPでは、財布のポケット数などのスペックも写真入りで詳細に記載がありますので、比較的安心して購入できるかと思います。
使用している革やしっかりした製法の割にはリーズナブルな価格設定になっていますので、まずは小銭入れなどで試してみるのもアリかと思います。
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